カテゴリー別アーカイブ: 医学部の勉強

ポリクリ

実際にポリクリしてみて、医師になれるかどうか自信をなくした・・・

医学部5年生は、ポリクリの時期です。ポリクリとは、病棟実習のこと。医学部5年生はまだ医者ではありませんが、実際に病棟に入るというのはなかなかの経験です。ポリクリでは多くの科に実習に行きます。希望する専門科が決まっている人も、その科以外の科への実習も行きます。逆に、何かの医師になるかを決めていない人は、ポリクリで経験する科の中から、自分に合った科はどれかを考えることができるのも、ポリクリです。

ポリクリが楽しいという医学生もいます。学年が上がるにつれて、実際の医師の業務に近いことを経験できるのが嬉しくて仕方がないという人たちです。

一方私は、実際にポリクリしてみて、本当に医師になれるのだろうかと自信を無くしてしまいました。医学部に入ってここまでの成績は、そこまで落ちこぼれということもありません。ですが、ポリクリは本当に辛くて……。

ポリクリが辛いのには、理由があります。まず、患者さんと話をするのが緊張するのです。それから、実習の科が変わるごとに人間関係が変わるのもつらい。医者の人間関係というのは特殊ですし、国家試験に受かった後も医局で経験を積まなくてはなりませんから、この人間関係というのは必須なのですが、ポリクリつらいポイントランキングでも上位に挙げられそうなのが、人間関係です。

ここであきらめずに頑張っていれば、高い確率で近い将来医者になれるわけですから、国立大学の医学部であろうと私立大学の医学部や医大であろうと、ポリクリは頑張らないといけません。ですが、本当に医者としてやっていけるのかどうか悩んでいるのは、私だけではありません。医学部は頑張って卒業するけれど、医師にはならずに仕事をするという選択肢なども視野に入れつつ、できるだけ医学部で頑張っていくべきかなとは思います……。

解剖

解剖きつい。外科は向いていないな・・・

私が医学部を目指したのは、「外科医の医師になってゴッドハンドとして名声を浴びたい!」「VIPの手術を任されるような立派な外科医になりたい!」といった野望があったからでもあります。ですが、そんな私の野望が打ち砕かれたのは、医学部2年生のときでした。

医学部2年生では、解剖学実習が始まります。解剖実習、正直きつかったです……。解剖実習というと、生物の授業のカエルやラットの解剖をイメージするかもしれませんが、医学部の解剖は違います。将来の医者となる私たちの実習のために、死後に遺体を提供してくださることを決めてくださっている患者さんたいます。そういった方のご遺体を「献体」と呼び、そのおかげで医学生は初めて、人体解剖を経験するのです。

初めての人体解剖をおそれて不安がっていた友人もいました。私は、実際にいざ解剖実習が始まるぞというときになって、遺体と向き合うこと、人体にメスを入れることなどについて耐えられない思いがこみ上げてきてしまいました。なんとか頑張って単位は取得しましたが、とてもではないけれど、手術を専門とする外科は向いていないな、内科の方が良いかな、と感じています。

医学部に入って、専門医になりたい科があっても、私のように途中で進路変更を余儀なくされる場合もあります。専門の変更は決して悪いことではありませんので、自分は何科に向いているのか、じっくり考えると良いでしょう。

医師になる事を考える

医学部の勉強がきつい・・・。そこまでして医師になりたいのか考える

医学部受験を見事クリアしたとき、私はもう半分以上医者になれたような気分になっていました。医学部受験は私にとって相当難しいつらい道程でしたし、大変でした。そんな受験勉強からようやく解放され、これからは楽しいキャンパスライフが過ごせると思っていました。ですが、医学部は、入ったら入ったで勉強きつい学部でした。

具体的に医学部の勉強のどんなところがきついのか、ご紹介しましょう。1年目はまだ、他学部とそう変わらないキャンパスライフが過ごせます。とはいえ、最低限の履修科目などを落としていると、2年生に上がれないので、物理系、化学系、生物系などは実習も含めてきちんと単位を取っていかないといけません。

2年生からは解剖などの実習が始まります。実習準備→実習→レポート……が毎日のように続きます。体力勝負という点でもつらいです。さらに、薬学系の授業なども本格化するので大変さが増しましです。暗記することが多いので、勉強量が膨らんでいきます。脱落者も増えてき始めるのがこの頃です。

3年生は国家試験に関わる山場ともいえる臨床実習が目白押しです。そして4年生の最後にはポリクリに進めるかどうかの最大の試験、CBTがあります。そして、最大の難関、5年のポリクリを経て、6年生の終わりには国家試験を受けます。

何かと前倒しにしっかり勉強をしていかないと、各試験各試験の直前に大変な思いをします。私は、もっとキャンパスライフを楽しみたかったのに、試験勉強に追い立てられるまま医学生ライフが進んでいってしまっています。あまりのつらさに、本当に医師になりたいのかと自問することもしばしばあります……。